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引っ越し後、7日間の戦いの記録

7月 20th, 2008 — 8:38am

1日目(7月14日):
 午後2時頃搬入完了。アリさんマークの引越社が相変わらずスピーディで丁寧な仕事ぶり。元が取れていないのでは、と心配するほど格安だし(値切ったのは私)。ここ数年の引っ越しはアリさんをリピート中です。
 足の踏み場がないほどのダンボール。照明なし、カーテンなしは覚悟していたことだが、さらに洗濯機まで使えないことが判明。近所の電器屋でホースを取り寄せを依頼。
 そして、カーテンの見積額に関して旦那さんと口論。そんなこんなでガス会社へ電話するのを忘れてしまい、夜シャワーに入ろうと思ったがお湯が出ない。水のシャワーを浴びる。最低!

2日目(7月15日):
 IKEA船橋店へ。イス、水切りかご、ダイニングの照明器具等を購入。
 ガス会社が来てお湯は出るようになった。ふぅ~

3日目(7月16日):
 新宿のビックカメラにて電器製品を購入。PC、プリンタ、掃除機、オーブンレンジ、ドライヤ等をまとめ買い。電話回線とADSLの開通は当分先になりそうなので、イーモバイルも買ってみた。エスプレッソメーカーはペンディング。
 御徒町へ移動し多慶屋でTVボードを探す。

4日目(7月17日):
 秋葉原のヨドバシカメラでTVボード探しの続き。
 多慶屋にてカーテンと書棚を購入。しかしどちらも届くのは1週間後。まだまだカーテンなし、外から丸見え生活が続く・・・
 新宿ビックカメラでTVボードを購入。
 電器屋さんが来て洗濯機は使えるようになったが、物干し竿がないことに気づいた!慌ててAmazonでオーダー。洗濯が出来ないので、使えるタオルが減ってきた。

5日目(7月18日):
 午後から雨に降られながらも、新宿のFrancfranc、東急ハンズ、吉祥寺のユザワヤ、LOFTを回り、キッチン用品を買ったり、マルチカバーを探したり。

6日目(7月19日):
 照明器具、洗濯物干し竿、オーブンレンジ等々が続々と到着。早速溜まっていた洗濯ものを洗いまくる。
 収納スペースが足りず、これ以上荷物が片付かない。相変わらずゴミ置場のような有様の我が家。収納ボックスと棚を楽天でオーダー。
 夕方、旦那さんのメガネを買いに渋谷へ。一見、普通のおしゃれメガネ屋なのに、マイスターのようなおじさんがいて、ものすごぉく丁寧に検査をし、いろいろ説明してくれた。プロフェッショナルな仕事ぶり。“メガネの〇〇”なんかより、ずっとしっかりしている気がする。私もメガネを作る時はここに来ようかしら。可能性は老眼鏡しかないけれど。お店の名前はなんだっけな・・・場所はチャコットを通り過ぎて、大通から中に入ったところ。
 すっかり夜になったので、夕食を食べて帰ることにする。神戸元気食堂プルスキ屋という店。メインのプルスキもおじやも美味しかったけれど、串揚げが美味くて!熱々のサクサクで、どんどんいける。豚カツや牛カツも良かったが、一番気に入ったのは玉ねぎ。ここ数日、ハンバーガー、コンビニのパン、オリジン弁当のローテーションだったので、ガッツリ食べて飲んで満足。

7日目(7月20日):
 ゴミの山に耐えかねて東京脱出(逃亡?)。

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『かもめ食堂』と料理についていろいろ

6月 24th, 2008 — 3:48pm

帰国してから1週間
髪を切り、携帯を買い、新居を決め、買い物に行ってコスメと洋服を買った。その上、本を3冊、映画(DVD)を4本見た。時差ボケが治らず連日夜中の3時頃まで眠くならないので、一人の世界に没頭する時間がたっぷりあるのだ。日本語の活字や音声が頭にぐんぐん染み込んでいく感じも心地よい。せっかくバルセロナ生活で洋書を読むという習慣が身についたので、日本にいても継続したいと思ってはいるのだが、やはり母国語で吸収する浸透度の高さとスピード感はたまらなく良い。

で、昨夜は『かもめ食堂』を見た。

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フィンランドのヘルシンキにオープンした「かもめ食堂」。美味しいコーヒーと、熱々ご飯とシンプルな具で作るおにぎり、いい匂いのするシナモンロール、じゅうじゅう音を立てる網焼きの鮭。そこに訪れる訳ありな(?)人々。ゆっくり流れる静かな時間。少しずつ変わっていく食堂。

映画全体の雰囲気もとても好きだが、小林聡美扮するオーナーのサチエさんがとても良い。小さくて、かわいくて、きちんとしている。食堂の状況がどうであれ、誰が相手であれ、揺らがない。仲良くなってもべたっとすることはなく、距離感をなくさない。でも温かい。サチエさんの言う「いらっしゃい」が“何とも良い感じ”なのは、サチエさん自身が“何とも良い感じ”で、それが一言に凝縮されたのが「いらっしゃい」という言葉だからだ。小林聡美がいいなあ。うまいなあ。


料理の過程
私はなぜか昔から料理に関する小説や映画が好きで(単なる食いしん坊・・・?)、特に吉本ばななの『キッチン』は繰り返し読み強く影響を受けた作品なのだが、サチエさんが料理をするシーンを見ていてその中の一文を思い出した。

具のたくさん入ったオムレツや、美しい形の煮物、天ぷら、そういったものを作れるようになるまではかなりかかった。私のネックは性格のがさつさにあって、ちゃんとした料理にそのことがあれほどマイナスになるとは考えてもみなかったことだった。温度が上がり切るのをちょっと待てなかったりとか、水気が全部切れるより前に作ってしまったり、そんなささいな、と思うことが結果の色や形にきちんと反映して、びっくりした。それでは主婦の夕食にはなれても決してグラビアに写る料理になってはくれない。
 仕方なく私はなにもかもをていねいにやるよう心がけた。ボールをきちんとふき、調味料のふたをそのつど閉め、落ち着いて手順を考え、イライラして気が狂いそうな時は手を休めて深く呼吸をした。(『満月-キッチン2』)

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私はかなり大雑把なので、調味料を入れる順番も結構適当だし、炒めている野菜がフライパンから飛び出たりする。これではダメだぁ、とたびたび反省することになる。サチエさんの素早くでも丁寧で正確な動作を見ていると、見習わなくてはと思う。料理は出来上がりだけではなく、料理に対する姿勢や、作業の過程も大事だ。

気持ちをこめて丁寧に作られた料理には、パワーがある(と私は信じている)。みかげが伊豆までタクシーを飛ばして届けた美味しいカツ丼で雄一が“こちら側”に戻ってきたように(『キッチン』)、サチエさんの握ったおにぎりでみんなが少しずつ元気を回復するように。生の根源になる料理。私もそういう料理を作って、大事な人に食べさせたいと思う。

今夜はスペイン料理にしよう。パエリアとトルティーリャを作り、スペインで買ってきた赤ワインと生ハムをあけて。


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