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カイロ2日目。怪しい人物続々登場

4月 23rd, 2008 — 11:47pm

朝ご飯を食べて街へ。ホテルがギザのピラミッドの近くで街の中心からは遠いため
毎回タクシーをつかまえ、値段の交渉をしなければならないので大変。

El Cairo Antiguoというキリスト教の区画へ行ってみた。
(El Cairo Antiguoは日本語だと何と言う名称なのだろう。
今回スペイン語のガイドブックしか準備出来なかったためスペイン語で失礼。)

Iglesia de San Jorge

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とても素朴でかわいらしい雰囲気。
壁画も西洋で見かける油絵やフレスコ画ではなくタイルモザイク。

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内部も光が差し込む木造で天井にはファンが回る、カジュアルな雰囲気の素敵な教会だった。

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階段のわきには女性たちが座っていた。
何かを待っているのか、単に日陰で涼んでいるだけなのか。なぞ。

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もうひとつ近くにあった教会の中。
こちらもまたいい雰囲気の教会だったのだが、名前を忘れてしまった。。。

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これはMezquita de Amr ibn al-As
Mezquitaというのは日本語ではモスクです。

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タクシーでLa Ciudadelaという地域に移動することにする。

しかし、走り出してしばらくすると、激しくシフトレバーが震えだした。嫌な予感・・・

そして、ブルブルブルブル、ガコン!ほこりが舞い上がり、車が停車。
おーい、マンガじゃないんだから。。。

運転手は車を降りて数メートル後ろに走り、金属の塊を拾って悲しげな顔で戻ってきた。
車の故障だと言う。言われなくても分かる。

あまりに気の毒な風情なので、ここまでの分として気持ばかりお金を払った。

そこから別のタクシーを見つけて乗る。ガイドブックを見せ目的地を指すとOK、OKと言うが
どんどん人気のない場所へ入っていく。とあるMezquitaの前で降ろされた。
が、観光客はおらず少年たちがサッカーをしていてものすごくローカルな感じ。
明らかに観光地じゃないようだけど?

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Mezquitaの入口に立っていた男に、「ここか」とガイドブックを見せながら聞くと
「そうだ。今日は閉まっているが日本人は良い人たちだから、 20パウンドで特別に中にいれてあげよう」と言う。
意味不明だし明らかに違いそうだけど、 せっかくなので何となく中に入ってみることにした。
Mezquitaの塔に上り、写真を撮らせてくれた。

カイロの町並み。

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写真を撮れたのは良いけれど、やはり最初に目指したメスキータに行きたい。
高速並みにびゅんびゅん車が走ってくる4車線道路を何とか横断し、
(4車線を一気に走り切るのは無理なので、車線の間で車をやり過ごしながらタイミングを計って進む)
次のタクシーを捕まえ、ガイドブックを見せると今回も「OK、OK」と言う。怪しい。
本当か疑いながらも乗っていたら、降ろされた場所は昨日歩いたイスラミック地区だった。

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地図が読めないのか、ローマ字が読めないのか・・・
カイロの運転手、悪意はなさそうだがスペイン人以上に適当だ。
これ以上タクシーで金を浪費するわけにはいかないので、 メスキータはあきらめて
エジプト博物館(The Egyptian Museum)へ向かった。

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これはとても広くて、とても面白い。じっくり見ていたら数時間かかった。

特に時間をかけたのは、パピルスの展示されていたスペース。
昨日書かれたかのような鮮やかな色を保っていて驚く。太古のものとは思えない。
象形文字なのでじっくり見ていると意味が分かりそうな気がしてくるのも面白い。

そしてミイラ!物によって保存状態は異なるが、髪がフサフサしているものもあり、
薬品でリアルに顔がふっくらしているものもあり、腕をクロスして様々な表情で横たわる
ミイラたちは本当に永遠の命を保っているようだ。これはラムセス1世のミイラ。

あとはツタンカーメンの部屋。ゴールドマスクや身に付けていたゴージャスなジュエリー等々。

かなり高度な技術を持った文明だったのだ、エジプト文明。
すごいとしか言いようがない。


内容には大満足だったのだが、昼食を食べずに夕方まで歩き続けていたので、フラフラ。
夕食を食べようと街を歩きだしたところで、知らないおじさんに声をかけられた。

何とエジプト博物館に展示されている動物のミイラ化を担当したドクターだと言う。
ジャーナリストの奥さんとディナーに行く約束をしており待ち合わせの時間まで暇なので
一緒にカフェへ行かないか、と誘われた。

身なりはちっともアカデミックではない普通のおじさんだが、
エジプト博物館のHPに顔写真が出ているから、とURLと名前とメアドを教えてくれたので、
取りあえずメモをガイドブックに挟んだ。家に戻ったら調べてみよう。

ジュースを飲みながら、最近の発掘作業など仕事の話をいろいろと聞く。
明日のプランは何かあるのか、と聞かれたので
オアシスか、ピラミッドか、アレクサンドリアを検討していると答えると、
信頼できる旅行代理店があると言うので、連れて行ってもらうことにして店を出た。
歩いている途中で、貴重なオイルの匂いをかげる香水の店があると案内されたが、
それは興味がないと断り 旅行代理店の行き方だけ聞いて別れた。

しかし、結局いくら探しても旅行代理店の場所が見つからず、
あきらめて夕飯を食べにレストランへ入った。

一応レストランだが、食事は近くのファストフードで売っているものを買ってきて出している。
ピタに挟まれたお肉と、チキンバーガーのようなもの。 結局今夜もジャンクフード。

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と、店員のお兄さんが明日のプランはあるのかと聞いてきた。
先ほどと同じように答えると、近くの店でファミリービジネスをやっており、
オアシスまで運転手、ガイド付で1日440パウンドでどうか、と持ちかけてくる。
そこそこリーズナブルなようなので、詳しい話を聞きにその店へ行ってみることにした。

が、着いた店は、何と。たった20分ほど前に来た場所。
先ほど一緒にジュースを飲んだドクターに連れてこられた香水屋だった。
この偶然、怪しすぎる。

怪しいと思いながらも交渉。

値段は380パウンドまでまけるが、前金で今半額払えという。
しかし、領収書はなく、渡せるのは店の名刺と手書きのメモだけとのこと。

怪しい。怪しすぎる。

だが、これ以上安くオアシスまで行く手段はない。
思い切って、前金で80パウンドという条件で話にのってみることにした。

明日の朝、9:00にホテルに車が来る約束。
果たして車は来るだろうか。マヌケな日本人が騙されたのだろうか。

怪しい人間が怪しい話を持ちかけてくる、カイロ二日目。

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カイロ1日目。いきなりディープ、ローカルな旅

4月 22nd, 2008 — 11:59pm

本日から3日間カイロを観光する。まずはギザのピラミッド(Giza Pyramids)
さすがにものすごい数のバスが停まり、人々が写真を撮りまくっている。
観光客を乗せるためのラクダや馬が行きかう。

そして予想はしていたが、本当にピラミッドは大きい!左下に小さく見えるのが人の姿。

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ピラミッドの内部に入のは有料だ。写真撮影禁止なので、入口でチェックされる。
暗くて狭い通路を身をかがめて進むと、淀んだ空気の部屋があった。

砂漠にラクダ、いかにもなエジプト。

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スフィンクスは少々離れているので、バスで移動して見学。
ここもものすごい人ごみ。ぎゅうぎゅう押し合うように入場した。

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見学を終え、バスはパピルスの店へ。

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パピルスの作り方の実演中。

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私たちもお土産に買ってみた。ラムセス2世の戴冠式を描いたものと、狩りのシーンの2枚。


そして、ここで見学ツアーは終了。 帰りの飛行機まではフリータイムとなる。
ガイドのAemanは「Hasta la proxima! (またね!)」とみんなが驚くほど鮮やかな去り際で
チップを渡す間も与えずにバスを降りて行った。商売っ気がなく知的なAeman。
話の内容はほとんど分からなかったけど良いガイドだった。ちょっと淋しい。

しかし、フリータイムは嬉しい。スペイン人と行動を共にするのはなかなか疲れるので、
自分のペースで好きな所を回れるようになって本当にホッとした。 


まずは昼ごはんを求めてセントロへ。
安そうな店に入ってみたら、メニューは一つしかないと言うのでそれをオーダー。
ハエが飛び回る店内に、白黒のテレビがかかっており、ガタガタの椅子とテーブル。
日本人を物珍しげに見る現地の人々。

そして出てきた食事はこれだった。
ご飯+スパゲッティ+マカロニ+豆+焦がした玉ねぎをぐちゃぐちゃに混ぜて食べる。
栄養価の低そうな・・・安そうな・・・腹を壊しそうな・・・
一瞬引いてしまったが、空腹に負けて食べた。

後で知ったが、クシャリというメジャーなエジプト料理だったらしい。

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クシャリ二つにペプシコーラ二つで8パウンド。1ユーロ以下の食事。

食べ終わって街を歩く。道には地元の人向けのマーケット。
道中にぎっしりと店が並び、人がぶつかりながら歩く大混雑。
洋服、布団、日用品、工具、パンやクスクス等の食べ物・・・何でもあり。これが延々と続く。

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車道には車線というものがなく、彼らの独特の間合いで車線変更をしながら無秩序に進んでいる。
排気ガスと、ひっきりなしに響くクラクション。全ての車をプリウスにしたいと思った・・・

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さすが、カイロにはアルコールを売っている店があった。
何とアルコール10%のビールを発見。

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路上で飲んでも大丈夫かと尋ねると、大丈夫だと言いながら新聞紙を出してきた。なるほど。

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イスラミックの地区に到着。Mezquita de Al-Azhar

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本を読んだり、昼寝をしたり、のんびりとくつろぎ休憩する人々。

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外に出ると日が落ちて来ていた。街の喧騒は止む気配がない。

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ガイドブックに載っていた、ビールが飲めるバーへ。
Cafeteria Horreyya
Midan Falaki, Bab al-Luq

大衆食堂のような感じの店。つまみは豆だけ。しかしまったりして良い雰囲気。
ビールを飲みに来る観光客と、ノンアルコールのビールやコーラを飲みながら
おしゃべりをしたり日中の疲れを癒す地元の人。

隣に座った地元のおじさんに、「このカメラは日本のカメラじゃないか」と話しかけられた。
見るとヤシカのカメラ。渋いっす!

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ホテルに戻り、近くで夕食を食べることにした。しかし、これが大きな過ちだった。
セントロから遠く離れた、ピラミッド近くのホテルだったため、周りにレストランがほとんどない。
当てにしていたチャイニーズは、中国人ではなくエジプト人がやっている店で 超高級店だった。
夕飯を求めて歩き回る。

途中で見つけた、セブンイレブンかと思いきやニューイレブンな店。

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やっと半分店じまいしたような店を見つけた。子供が一人と、TVを見ていたおじさん一人。
もちろん英語など通じない。 メニューの写真を指さしながら、何とかオーダー。
既に火を落としていたが、作ってくれた。

ピタパンにレバーのようなものが挟んであった。

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数字の読み方だけは覚えてきたので、無事支払は出来た。
料理とペプシで7パウンド。またも1ユーロ以下の食事。
そして、これまで無事に過ごしてきた私も、この食事でお腹を壊した。あぁ。。。

これまでクルーズで優雅にナイルを下ってきたこの旅は、
この日からディープな旅へと変貌したのだった。

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