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台風一過、岩手2日目

2日目の朝。台風一過の快晴となった。朝食ついでに朝の散歩。太陽の明るい光の下でも趣きのある自炊部の建物。  

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旅館の前には川が流れ、水車が回る。

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茅葺きの屋根の建物、これが菊水館。 中に入ってないけど、こっちも雰囲気あるなー。

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さて、自炊部の階段を登る。と、そこに広がっていたのが・・・ 『三丁目の夕日』の世界! 

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おもちゃ屋さんとレコード屋さん。 

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民家。ご飯の途中・・・? 

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懐かしい駄菓子屋。 おもちゃも沢山あった。 

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これ、買ってもらったの。モロッコヨーグル。 味は・・・。 

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こっちの貸本屋さんでは面白いもの見つけた。 

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若き日の島田紳助! 細いし変なポーズでちょっときもい。 

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こちらは電気屋さん。 

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日用品のお店も。 

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2階には昔の映画のポスターや映写機があった。 

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この素晴らしい町並みは『昭和の学校 大沢分校』。自炊部の中で4月から8月末まで期間限定でオープンしている展示なのだった。自炊部の懐かしい建物を歩いているだけでもタイムスリップした気分だったのに、ここに来ると本当に昭和の時代にいる迷い込んだよう。素晴らしい企画だ!

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展示されている品物は、宮古の近く、川井村箱石地区にある「昭和の学校・箱石校」から借りてきたもので、だから「大沢分校」なんだって。「昭和の学校・箱石校」は照井正勝さんという方が空き校舎を活用して15,000点にものぼる個人コレクションを展示公開しているところらしく、借りてきたものはそのコレクションのほんの一部。それでもこの量なのだから、本校に行ったら圧倒されるに違いない。観てみたい・・・。

映写機は、昔、娯楽がなかった頃、この場所で実際に映画を上映するのに使っていたもの。歴史ある旅館ならでは、のエピソードに感心しきり。 セットはこの4ヶ月のためにわざわざ旅館が立てたものだというので、またビックリ。本当に本格的なのだ。

うちの旦那さんはすっかりくつろいでるよ↓  

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この完成度の高さ、昨日行った宮澤賢治童話村にも見習ってもらいたいもんだ。8月で取り払われてしまうのがとても惜しい。「オープンしておくのにもお金がかかるしねぇ、私たちの給料とか」と駄菓子屋のおばちゃん(旅館のOB)は言うが…勿体無い!

昭和を満喫したところで、チェックアウトの時間。

花巻駅からJRで平泉に移動し、バスで中尊寺へ。中尊寺がどんなところにあり、どれだけ大きいのか全く知らずに来てしまったので、猛暑の中ヒールのパンプスで山歩きするはめになる。坂に沿って多くのお堂があるので、音声ガイドを聞いてお参りしながら進む。  

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これが本堂。  

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金色堂を囲っている覆堂。  

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金色堂は全てが眩い程に金ピカで、成金的でイマイチだと思ったが、螺鈿という貝殻細工が施された柱は大変美しかった。

そういえばこの金色堂、10年以上も前に『黄金流砂』という小説を読んで大変興味を持ち、いつか訪れたいと思っていたのだった。うーん、せっかく実現したのにストーリーをほとんど忘れてしまったなあ。これを機に再読しようとAmazonで注文。

江戸川乱歩賞全集(14)黄金流砂 焦茶色のパステル (講談社文庫)
中津 文彦 岡嶋 二人 日本推理作家協会
4062735318 


もっとゆっくりいろいろ観て回りたかったし、どこかお店でも入ってゆっくり昼食でも取りたかったが、慌しく観光を切り上げ、一関へ。15:00前には東京行きの新幹線に飛び乗った。夜のレッスンにどうしても出たくて・・・。すまん、バレエ中毒の妻を許してくれ、と心のなかで旦那に謝りつつ『義経弁当』を頬張る。この弁当のどこが義経なのか分からなかったが、普通に美味しかったデス。  

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そしてコンクリートジャングル、東京に戻る。一人でいそいそとスタジオへ。猛暑の中で歩き回り、かなり体力を消耗していたにも関わらず、いつも通り3時間のレッスンを受けて最後はヘロヘロに…。 しかも次の日は学校があるし。とほほ。

でも2日間、楽しかったー。田舎の風景と素晴らしい温泉でリフレッシュ。ああ、今回デジカメを持って行くのを忘れてしまい、携帯で撮るしかなかったのだけが残念だった。CyberShot携帯とは言っても、やっぱり旅館の古びて温かみのある雰囲気や昭和の街並みのノスタルジックな印象は上手く出ないものね。とても良いところだったので、またいつかカメラ持参でリベンジしたい!

ということで、2010年の短い夏休みはこれにて終了。

…・…・…・…・…・……・…・…・…・…・……・…・…・…・…・……
このブログWordpressで作っているのだが、ある日突然、画像をアップロードするとエラーが出るようになってしまい、暫く更新が出来なくなっていた。いろいろ原因を調べたり、あっちこっち弄ったりしたのだが、結局良く分からず。たまーに(数十回に一回くらい?)成功するので、この記事がやっとUP出来たのだが、うーん、困ったな。

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花巻で宮澤賢治の世界に浸る

岩手県の花巻にやってきた。夏休みには今年もバリに行きたいね、と言っていたのに来たのは花巻。

旦那さんと私のスケジュールを調整し、一緒に休みが取れると決まったのが1週間前のこと、たった2日間、そしてお盆シーズンど真ん中。慌ててプランを立てたが、新幹線の指定席は当然満席、空室のある宿も限られた。少ない選択肢の中から選ばれたのが花巻だった。

花巻と言えば宮澤賢治。新花巻駅に11:30頃到着。台風の接近を思わせる厚い雲の下、早速テクテク徒歩で宮澤賢治童話村へ向かった。

宮澤賢治の作品の世界観を表現した施設ということだが…ここは驚くほどお粗末だった!宮澤賢治についても、作品についても説明はなく、文化祭の出し物のようなちゃちなセットの部屋を回って終わり。これを伝えたいという想いが何も伝わってこない施設であった…。受付の女の子が可愛かったが、客からクレームが出ないようにカワイイ子を置いているのではないかと邪推してしまう程残念感漂うところ。

唯一目を引いたのは、『セロ弾きのゴーシュ』と『注文の多い料理店』のジオラマだけ。シーン毎に可愛い模型が並んでいた。写真は、自分の家の庭に佇むゴーシュ、セロを弾いて猫を悶絶させているゴーシュ。 

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その後シャトルバストで宮澤賢治記念館へ移動。  

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こちらは見せ方に改善の余地があるにしても、コンテンツが充実。賢治の写真や、手書きの原稿、セロや名刺などの品々が山ほど展示されており、見応えがあった。

宮澤賢治については、物語や詩を山ほど残した作家というイメージしかなかったが、科学、音楽、演劇、浮世絵収集、語学の習得(英語、ドイツ語、エスペラント語)、セロ(チェロ)、タイピングなど幅広い分野に興味を持ち、睡眠時間を削って勉強をした人だったらしい。砕石工場の技師でもあった。やりたいことが多過ぎて生き急いだのか、37歳の若さで亡くなっている。

ところで、私の夫の名前も「賢治」。宮澤賢治から取ったと聞いているが、理由は知らなかった。お義父さんが宮澤賢治の作品を好きなのかなあ、と漠然と考えていたが、宮澤賢治のように才能豊かであり、勉強家で、感受性が強く、国際的な視野を持った人間になって欲しいという願いが込められていたのではないか、とこの記念館を見学しながら思った。どうなんだろ。

記念館を出た頃、ついに台風が雨を降らせ始めた。これ以上の観光は諦め(観光する場所もなさそうだったので)タクシーで駅まで戻り、シャトルバスで宿へ向かう。

宿は大沢温泉の山水閣。これが、予想を遥かに上回る素敵な宿だった!接客、館内の清潔さ、部屋の広さ、食事、温泉の質、どこも満足だが、何と言ってもこの宿の特徴は自炊部と菊水館。宮澤賢治も湯治で訪れたという歴史と風情のある建物だ。

自炊部の中を探検してみる。

待合室(ロビー)。 

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奥はフロント。 

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客室を覗けば、扇風機にあたりながらごろごろしている人たちや、浴衣の前を全部はだけながらリラックスしてテレビを観てるおじさんの姿があった。そこはそのまま昭和のようだった。なんと面白い。一度泊まってみたいなあ。自炊部に連泊はちょっと疲れそうなので、自炊部に1泊、山水閣に1泊ぐらいがいいかな。

一通り探検が済んだので、温泉へ。温泉も山水閣、自炊部、菊水館と沢山ある。取りあえず貸切風呂でのんびりと湯につかった。お肌がツルツルしっとりになる温泉だ。とても良いお湯だった。

部屋でビールを飲んでいるうちに夕食の時間。食事もとても美味しい。特に前沢牛が最高!とても柔らかく、噛めば噛むだけ旨味が出てきて堪らん。 

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ビールのあと、オリジナルの日本酒「山水閣」に切り替えまったり飲んでいるうちにそのまま寝てしまった。1日目終了。

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