『手紙』
14
12月
原作は東野圭吾の小説。夕食後のワインのつまみに(?)、期待しないまま見始めた。だって、小説を映画化したものって、原作の方が出来が良く映画を見てガッカリ・・・ということになるケースがほとんどなんだもの。時間が限られる分、どうしたって内容は浅くなるのは仕方がない。
案の定。途中は「う~ん、山田孝之はいい演技しているし、沢尻エリカはめちゃめちゃ可愛いくて、全体的な雰囲気も悪くないけど、やっぱり原作に比べたら深みがないんだろうなぁ」なんて思いながら見ていた。原作を読んでいなくても分かる。小説だったら、ここんとこもうちょっと掘り下げて書いてそうだな、というところがすっと流れていく、上っ面のストーリーだけを追いかけている残念な感じ。
でも。
最後の最後で映画の力をまざまざと見せつけられた。山田孝之の強張った笑顔と、玉山鉄二の泣き顔と小田和正の音楽と。文章ではなく映画だからこそ伝えられたものがそこにあった。心にガツンと来た。 号泣。
あー。いい映画でした。久しぶりに映画を見て泣きました。私がいなかったら旦那も泣いていたに違いない。
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