西洋絵画の父、ジョット展
22
10月
夕方、母親と待ち合わせをして損保ジャパン東郷青児美術館のジョット とその遺産展へ。
宗教画は元々それ程興味がないのと、ヨーロッパにいる間にあちらこちらの美術館で嫌になるほど見てきたので、興味津津、大興奮!というテンションではなかったが、それなりに楽しく鑑賞しました。
宗教画って、赤ん坊が妙に思慮深い老齢な顔付きだったり(キリストだから・・・)、人々が筋肉ゼロでのっぺり無表情な顔だったり、軍隊かと思うほど大勢の天使たちがずらっと整列していたり、手足が変に華奢でバランスがおかしかったりするので摩訶不思議。キリストの磔やら、斬首やら、残酷かつシリアスなシーンでも、嘆き悲しみ方もどこか滑稽で、ちっともこちらの気持ちを揺らすことがない。彼らは彼らの世界で完結していて、こちら側はあくまで平和。
ジョットは立体感や奥行きを持たせたり、表情豊かな表現で、その後ミケランジェロやレオナルド・ダ・ヴィンチ、ラファエロなどのルネッサンスの画家に大きな影響を与えた人なのだけれど、それでも、ね。 宗教画特有の変につるりとした非現実感は変わらない。うーむ、面白い。
面白いと言えば、ジョットの影響を受けた画家たちのことをジョッテスキと言うのだと初めて知った。「ジョット好き」→「ジョッテスキ」?・・・な訳ないか。
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