Archive for 6月 2008


ミロ美術館に行き、Tapas24で飲む

6月 14th, 2008 — 10:29pm

マヨルカのミロのアトリエでこれは素晴らしい!とミロの絵の魅力に目覚め、今さらながらバルセロナにあるミロ美術館へ行ってみることにした。実はモンジュイック地区自体、足を踏み入れるのが初めてです。

階段の上に見る立派な建物はカタルーニャ美術館(Museu Nacional d’Art de Catalunya)。1929年の万博の際に造られた建物らしい。

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階段の上から振り返った。Pza.Espanyaとバルセロナの街が見えた。

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景色を見ながらくつろぐ観光客。ストリートミュージシャンの演奏している曲は”Let It Be”でした。

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今回はカタルーニャ美術館をスルーし、そのまま左側の道を上っていく。遠くにサグラダファミリアとTorre Agbarの姿。

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ミロ美術館(Fundacio Joan Miro)に到着。チケットは8ユーロ、オーディオガイドは4ユーロ。初期の作品から晩年の作品まで網羅されています。館内撮影禁止なので、鑑賞に集中。

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特に気に入った作品。
1929年 Arbor en el viento (tree in the wind)
1940年 La estrella matinal (morning star)
1943年 Mujer, pajaro, estrella (woman,bird,star)
1968年 Gota de agua sobre la nieve rosa (Drop of water on pink snow)

屋上のテラスには幾つかオブジェが展示されている。

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屋根から顔を出している。

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ミロが目指したのは、見る人のイマジネーションをかきたて、メディテーションを促すトリガーとしての作品。主体はミロ自身ではなく、鑑賞者。晩年の絵のあの自由さも、意思に基づく自由、獲得した自由だし、一見子供のように、無邪気に描いた絵のように見えても、ミロの絵は実はとてもマチュアで知的な作品なのだ。絵を見ていて嫌な気持ちになることはなく、静かに深く感動し、その後気持ちがすっきりとしていく感じが好きだ。

逆に、例えばピカソの絵はピカソ自身だ。見る側のことなど考えない。どこまでも自分、自分、自分。ミロの対極である。そこに自由はないし、見ていると苦しくなる。しかしその自己中心的な性格、子供っぽさ、ダメ男ぷりに嫌悪を感じると同時に、カリスマ性、才能のきらめき、男性としての魅力に、私は抗いようもなく魅了される。ピカソを愛して身を滅ぼした女たちのように。

スペインの二人の画家。どちらも大好きだ。


帰り道。道を間違えて偶然通りかかったオリンピックスタジアム(Estadi Olimpic)

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かなり遠回りをして何とかPza.Espanyaまで戻り、メトロでPza. Catalunyaへ移動。FNACの前で友達と待ち合わせ。地元のカタルーニャ人も一押しというタパス屋さんに行ってみました。15:00過ぎという中途半端な時間にも関わらず、店内は満席、数人待ちの人気ぶり。他にも日本人の観光客らしい女の子達がいたので、ガイドブックにも載っているのかも。

Tapas 24
Calle Diputacio, 269 ※階段を下りていくので入口を見過ごさないように注意。

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この人気は納得です。料理が美味しい。スペインのタパスとは思えないほど、味付けがきちんとしている。塩気が強すぎず、あっさりめ。写真は「イカ墨のパエリヤ」と「豚足の何とか」(苦笑)。パンコントマテ、小魚のフリット、オリーブもとても美味。グルメの街、サンセバスチャンで食べたような美味しいタパスだった。

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スペインについて、結婚生活について、キャリアについて、ファッションについて、踊りについて・・・いろいろと話が尽きず、結局6時間以上、ここで飲み続けました。久しぶりに思う存分ガールズトーク、主婦トーク炸裂。ビールとワインを何杯飲んだだろう。帰る頃には結構酔っぱらっており、家に着いたら即寝。はぁ、楽しかった~!

しかし。家の片づけが全然進んでない。旦那さんに叱られそうだわ。ということで、次の更新は日本に帰ってからです、たぶん。


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2 comments » | @Barcelona, art, cafe, bar, restaurant

大雨のマヨルカ、カテドラル・洞窟

6月 11th, 2008 — 10:56pm

ホテルの朝食。豪華!ハム、チーズ、ソーセージ、卵料理、パン、デザートとメニューは普通、味も普通なのだが、種類が豊富。本日も昼食抜きで済ます予定なので、ガッツリ食べた上でビスケットの袋を1つ頂いてきた。これで1泊37ユーロとはかなりコストパフォーマンスの良いホテルだ。2日以上の滞在だと1泊30ユーロになるので、もう1泊しても良かったなあ。

さて、早速観光。まずはパルマ・デ・マヨルカ大聖堂

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暗いので写真が悲惨なことになっているが・・・真ん中に鉄製の見事な天蓋飾りが付いており、ガウディ作。とても素敵です。工事の骨組が邪魔!

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見学していると、ひときわ目を引く異質なテイストの空間が!

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こ、これは・・・

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海、なんでしょうね。

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典型的なスペインの大聖堂が、この空間があることでとてもユニークなものに。正直ちょっと変・・・と思うが、飛行機に乗っても見に来る価値はあると思う。うむむ。

旧市街を抜け、Pza.Espanyaの先にあるバスターミナルへ向かう。途中で雨が降り出し、一旦マーケットで雨宿り。

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しかし止むどころかひどくなる一方なので、無料で配っていた新聞を頭上に掲げて走った。

11:10発のバスに乗り込む。往復で12ユーロ。Palma de Mallorcaを出て、島の東にあるドラック鍾乳洞へ向かいます。所要時間1時間半弱。(洞窟行きのバスは本数が少ないので予めバスターミナルのインフォメーションで時刻表を貰うか、このサイトで確認しておいた方が良いと思う。)


View Larger Map


どしゃ降り、雷。台風のような天気になってしまった。

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洞窟到着。ガイドブックでは12:00~14:00はクローズと書いてあったがオープンしていた。やった!13:00の回のチケットを買う。バケツをひっくり返したような雨なので、仕方なくショップで安いビニールのポンチョを買い、頭からかぶって洞窟の入口まで走った。

洞窟内部。途中でNo Photo! と注意があったので、入口付近の写真だけ。内部はとても広い。

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ドラック洞窟は世界最大の地底湖があることで有名。青く澄んだ水が静かに溜まっている光景はとても神秘的だった。写真は入口付近の小さなものだが、奥には長さ177メートル深さ9メートルの地底湖がある。

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大きな地底湖の前には椅子が並べられており、そこに座って洞窟の説明を受ける。

そして照明が落とされ真っ暗になったところで、ボートが湖の奥から現れる。モーツァルトの作品の生演奏。バイオリンの音色が洞窟の中に響いて美しい。演奏が終わりボートが奥に消えていくと明かりが付いて、ショーはお終い。ぞろぞろと来た道を戻ることになるのだが、希望者はボートで途中まで送ってもらうことが出来る。ボートは左手の通路から乗ることになるので、左前方の席に座っていると良いです。私は左3列目に座っていたので、1台目のボートで地底湖を渡った。

帰りのバスに乗り込み、Palmaへ戻る。バスの車窓から。空模様は安定せず。晴れたり、曇ったり、雷雨になったり。

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パルマ空港から飛び立ったAir Berlin。

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人が多いパルマ海岸。あんまり雰囲気がないなあ。フロリダに似ている気がした。

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と、のんきに写真を撮っていたら、いつの間にかバスには私一人。「おい、Chica! どこへ行きたいんだ」 と運転手が近づいてきた。「Pza.Espanyaの近くのバスターミナルなんですが・・・」と答えてチケットを見せると、「違うバス会社だよ、これは」とのたまう。「ほら、Palmaはあっち」とはるか遠くを指さす。

えぇ~!?だって、乗る時にちゃんとPalmaに行くか確認したし、チケット見せたし、そのチケットあなたが切ったでしょう!と言いたいが、何て言えばいいのか分からず。(この運転手、スペイン語しか通じない)。「えぇと、じゃあどうすれば良い?ここからPalmaの街に行くバスがある?」と聞くと、「今からPalmaに行くからそのまま乗ってろ。そこで新しいチケット買え」と言う。他のバスに乗るにしてもお金がかかるし、取りあえず乗せてもらうことにした。その間にクレームの文章を考えればいいや。

しばらくしてバスはPalmaの街に入った。と、こっちへ来いと運転手が手招きするので、前方の座席に移動。「どこから来た?」と言うので「日本だけど、今はバルセロナに住んでる」と答えると、名前は?いくつ?バルセロナで何してるの?と。しどろもどろになりながら答える。

スペイン語は話せる?という質問に力強くNO!!と答えたにも関わらず、スペイン語で話しかけてくる運転手・・・。日本とバルセロナはどっちがいい?日本人は金持ちか?日本の女の子はかわいい?Satoko、かわいいから一緒に日本に行くよ!とスペイン語会話入門クラスのような会話が続き、Pza.Espanyaの近くに来たら「ほら、ここでいいんだろ」と降ろしてくれた。

結局追加でバスのチケットを買わずに済んだのでラッキ~!だったのだが、ぐったり疲れた・・・せっかくここまでスペイン語を使わずに済ましてきたのに最後にこんな災難が待っていたとは。やれやれ。

ホテルに戻り、荷物をピックアップして空港へ。途中でまた雨が激しくなり飛行機が飛ばないんじゃないかとひやひやしたが、予定通りバルセロナまで戻ってくることが出来た。23:00には家へ。

1泊なのでかなり駆け足だったけれど面白かった、マヨルカ。バルセロナから50分なので、ぜひ。
ただ、バスに乗る時はバス会社をよく確認してから乗りましょう。というのは、どこの街でも同じか。

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