Archive for 4月 2008


カイロ最終日。砂漠を抜けてオアシスへ

4月 24th, 2008 — 11:07pm

朝、9:00に待ち合わせ。果たして車は来るのであろうか。ドキドキしながら準備をする。
エジプト旅行も今日で最後。約束通り車が来てオアシスへ行ければHAPPY、
騙されたのであれば最悪のEndingで旅が終わる。

8:45、ガイドから部屋にホテルへ着いたと電話がある。 おぉ良かった!
日本車だ、と言うのは嘘だったが クーラー付というのは本当だったし、そんな瑣末なことはまあどうでも良い。
ガイドの英語は聞き取りにくいが、悪い人ではない。

行先はカイロから南方へ60キロ程にあるオアシス、FAYOUM(ファイユン)というところ。
ここはギリシア・ローマ時代のミイラが発掘されたりもしているらしい。

幾つもの小さい町を抜け、砂漠を走り、湖のほとりをひた走る。

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養殖用のため池。

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遠くに見えた街。建物が似ているのは新興住宅地だかららしい。ニュータウンってやつね。

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Fayoumの街は思っていたよりもずっと大きく、都会で、活気があった。
車を止め、ジュースを買ってきてくれた。が、緑色。何のジュースだろう・・・?
恐る恐る口にすると、激甘!

サトウキビのジュースだった。健康に良いんだって。
確かに地元の人も次々に訪れ飲んでいた。

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Fayoumからさらに走るとゲートがあった。
そこからWadi El-Rayan Protected Areaという国立公園になる。
1759平方キロメートルに及ぶ広大な敷地が保護地域とされており、
敷地内は砂漠、オアシス、湖、滝、クジラの遺跡(世界遺産)等が存在している。

入った途端、見渡す限り砂漠が続く。車は時速140キロで駆け抜けていく。

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湖のほとりのVisitor center。
レストランで飲み物を頼み、一休み。ほとんどの客がエジプト人の若者たちだと思われる。
湖で泳いだり、レストランで食事をしたり、音楽を鳴らして踊っていた。

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滝へ行くため、手漕ぎボートで湖へ出た。
ボート漕ぎの日焼けしたおじさんが渋かっこいいのだ。

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大きいた滝と小さい滝が二つ。
滝から飛び降りて遊ぶ若者たち。気持よさそう!

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動画はドライブ中の景色、砂漠、湖、地元の若者。


Video: Fayoum



レストランで昼食をとすすめられたが、夏バテなのか食欲がわかない。
そのままカイロまで戻ることにした。

ホテルでガイドと別れ、一休みしてからタクシーで街のセントロへ。
最後の夜なので、ジャンクフードではなくレストランで夕食を取ることにした。
ジャンクフードだけ食べて、エジプトの料理はいまいち・・・と言うのはフェアじゃないし。

Felfela Restaurant
15 Sharia Hoda Shaarawi, Downtown
tel: (02) 392 2833 (info)
 
結構有名な店らしく、著名人のサインや日本の雑誌の切り抜きが壁にかかっていた。

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観光客が多く、英語が通じて、接客も料理もきちんとしている。
お腹を壊すものではないか心配せずに口にできることの素晴らしさ。
味も普通に美味しい。

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最後にナイルにかかる橋を散歩。 ここはデートスポットらしい。
地元の若者も中年も、欄干にもたれて会話を楽しんでいた。
相変わらず排気ガスとクラクションが激しいが、夜風が気持ちいい。

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ホテルに戻る。最上階のバーからピラミッドを眺めつつ、ビールを飲んで旅を振り返った。
25日早朝の飛行機でバルセロナへ帰国。 楽しかったぜ、エジプト!!

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カイロ2日目。怪しい人物続々登場

4月 23rd, 2008 — 11:47pm

朝ご飯を食べて街へ。ホテルがギザのピラミッドの近くで街の中心からは遠いため
毎回タクシーをつかまえ、値段の交渉をしなければならないので大変。

El Cairo Antiguoというキリスト教の区画へ行ってみた。
(El Cairo Antiguoは日本語だと何と言う名称なのだろう。
今回スペイン語のガイドブックしか準備出来なかったためスペイン語で失礼。)

Iglesia de San Jorge

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とても素朴でかわいらしい雰囲気。
壁画も西洋で見かける油絵やフレスコ画ではなくタイルモザイク。

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内部も光が差し込む木造で天井にはファンが回る、カジュアルな雰囲気の素敵な教会だった。

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階段のわきには女性たちが座っていた。
何かを待っているのか、単に日陰で涼んでいるだけなのか。なぞ。

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もうひとつ近くにあった教会の中。
こちらもまたいい雰囲気の教会だったのだが、名前を忘れてしまった。。。

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これはMezquita de Amr ibn al-As
Mezquitaというのは日本語ではモスクです。

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タクシーでLa Ciudadelaという地域に移動することにする。

しかし、走り出してしばらくすると、激しくシフトレバーが震えだした。嫌な予感・・・

そして、ブルブルブルブル、ガコン!ほこりが舞い上がり、車が停車。
おーい、マンガじゃないんだから。。。

運転手は車を降りて数メートル後ろに走り、金属の塊を拾って悲しげな顔で戻ってきた。
車の故障だと言う。言われなくても分かる。

あまりに気の毒な風情なので、ここまでの分として気持ばかりお金を払った。

そこから別のタクシーを見つけて乗る。ガイドブックを見せ目的地を指すとOK、OKと言うが
どんどん人気のない場所へ入っていく。とあるMezquitaの前で降ろされた。
が、観光客はおらず少年たちがサッカーをしていてものすごくローカルな感じ。
明らかに観光地じゃないようだけど?

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Mezquitaの入口に立っていた男に、「ここか」とガイドブックを見せながら聞くと
「そうだ。今日は閉まっているが日本人は良い人たちだから、 20パウンドで特別に中にいれてあげよう」と言う。
意味不明だし明らかに違いそうだけど、 せっかくなので何となく中に入ってみることにした。
Mezquitaの塔に上り、写真を撮らせてくれた。

カイロの町並み。

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写真を撮れたのは良いけれど、やはり最初に目指したメスキータに行きたい。
高速並みにびゅんびゅん車が走ってくる4車線道路を何とか横断し、
(4車線を一気に走り切るのは無理なので、車線の間で車をやり過ごしながらタイミングを計って進む)
次のタクシーを捕まえ、ガイドブックを見せると今回も「OK、OK」と言う。怪しい。
本当か疑いながらも乗っていたら、降ろされた場所は昨日歩いたイスラミック地区だった。

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地図が読めないのか、ローマ字が読めないのか・・・
カイロの運転手、悪意はなさそうだがスペイン人以上に適当だ。
これ以上タクシーで金を浪費するわけにはいかないので、 メスキータはあきらめて
エジプト博物館(The Egyptian Museum)へ向かった。

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これはとても広くて、とても面白い。じっくり見ていたら数時間かかった。

特に時間をかけたのは、パピルスの展示されていたスペース。
昨日書かれたかのような鮮やかな色を保っていて驚く。太古のものとは思えない。
象形文字なのでじっくり見ていると意味が分かりそうな気がしてくるのも面白い。

そしてミイラ!物によって保存状態は異なるが、髪がフサフサしているものもあり、
薬品でリアルに顔がふっくらしているものもあり、腕をクロスして様々な表情で横たわる
ミイラたちは本当に永遠の命を保っているようだ。これはラムセス1世のミイラ。

あとはツタンカーメンの部屋。ゴールドマスクや身に付けていたゴージャスなジュエリー等々。

かなり高度な技術を持った文明だったのだ、エジプト文明。
すごいとしか言いようがない。


内容には大満足だったのだが、昼食を食べずに夕方まで歩き続けていたので、フラフラ。
夕食を食べようと街を歩きだしたところで、知らないおじさんに声をかけられた。

何とエジプト博物館に展示されている動物のミイラ化を担当したドクターだと言う。
ジャーナリストの奥さんとディナーに行く約束をしており待ち合わせの時間まで暇なので
一緒にカフェへ行かないか、と誘われた。

身なりはちっともアカデミックではない普通のおじさんだが、
エジプト博物館のHPに顔写真が出ているから、とURLと名前とメアドを教えてくれたので、
取りあえずメモをガイドブックに挟んだ。家に戻ったら調べてみよう。

ジュースを飲みながら、最近の発掘作業など仕事の話をいろいろと聞く。
明日のプランは何かあるのか、と聞かれたので
オアシスか、ピラミッドか、アレクサンドリアを検討していると答えると、
信頼できる旅行代理店があると言うので、連れて行ってもらうことにして店を出た。
歩いている途中で、貴重なオイルの匂いをかげる香水の店があると案内されたが、
それは興味がないと断り 旅行代理店の行き方だけ聞いて別れた。

しかし、結局いくら探しても旅行代理店の場所が見つからず、
あきらめて夕飯を食べにレストランへ入った。

一応レストランだが、食事は近くのファストフードで売っているものを買ってきて出している。
ピタに挟まれたお肉と、チキンバーガーのようなもの。 結局今夜もジャンクフード。

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と、店員のお兄さんが明日のプランはあるのかと聞いてきた。
先ほどと同じように答えると、近くの店でファミリービジネスをやっており、
オアシスまで運転手、ガイド付で1日440パウンドでどうか、と持ちかけてくる。
そこそこリーズナブルなようなので、詳しい話を聞きにその店へ行ってみることにした。

が、着いた店は、何と。たった20分ほど前に来た場所。
先ほど一緒にジュースを飲んだドクターに連れてこられた香水屋だった。
この偶然、怪しすぎる。

怪しいと思いながらも交渉。

値段は380パウンドまでまけるが、前金で今半額払えという。
しかし、領収書はなく、渡せるのは店の名刺と手書きのメモだけとのこと。

怪しい。怪しすぎる。

だが、これ以上安くオアシスまで行く手段はない。
思い切って、前金で80パウンドという条件で話にのってみることにした。

明日の朝、9:00にホテルに車が来る約束。
果たして車は来るだろうか。マヌケな日本人が騙されたのだろうか。

怪しい人間が怪しい話を持ちかけてくる、カイロ二日目。

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